2019年11月19日
今まで世界に無かった“モノ”を創る


プロフィール
取締役(CTO)
土井 純也
2013年に株式会社プレート入社、その後子会社株式会社プレートテクノロジーの代表取締役就任。
同社の親会社への合併を受け、2016年9月に株式会社プレート取締役就任。
Q.これまでの経歴を教えてください。
地元北海道の大学を卒業後、2007年に株式会社ワオ・コーポレーションに入社しました。
エンジニアとしての採用でしたので、教育系サービスのバックエンドシステムを開発していました。
その後、開発を続けていくうちにチームの役割や体制が明確になり自分のポジションを考える機会が増えていきました。
考えれば考えるほどバックエンドだけではなく様々な業務に携わりたいという思いが強くなっていきました。
そのタイミングでPLATEへの誘いを頂き、自分のステップアップには最適だと考え、転職を決意しました。
Q.PLATEのCTOになろうと思ったきっかけは?
きっかけは2016年1月にPLATEの事業がすべて子会社化したことが始まりです。
そのときに設立されたシステム開発事業会社であった株式会社プレートテクノロジーの代表取締役に抜擢されました。
2012年1月にPLATEへ入社後、エンジニアとしての業務の経験をつませてもらい、その後プロジェクト管理やチームリーダーを経験させてもらいながら、2014年あたりからエンジニアのアルバイトを任されました。
PLATEでは社員のキャリアにも力を入れており、当時エンジニアとして入社をしましたが業務をしていく中でディレクター業務もしていきたいという自分の挑戦を受け入れてくれたことを思い出しました。
元々自分は教育というものに興味があり、PLATEではITを通じて様々な人の志を加速させたいという話を聞き、感銘を受けて入社していました。
最初打診を受けたときは不安も多々ありましたが、自分のやりたいことへのステップだという想いで就任しました。
その後、2018年9月に4社あった事業会社のうち2社はMBOにより独立、もう2社がPLATEへ統合したのをきっかけにPLATEのCTOに就任しました。
Q. プレートテクノロジーの代表取締役になって考えたことはありますか
元々、エンジニアという立場から何か役に立てることはないかと考えることが多く、PLATEに入社後クライアントとのやりとりをしていく中で、非常に良い商品・サービスを提供しているにもかかわらず、インターネットテクノロジーを上手く活用ができていないということが多く見受けられました。
そこでエンジニアとして、クライアント自身が気づいていない価値を発見して、そしてその気づいていない課題を提示することで、クライアントと共に、インターネットテクノロジーを駆使して、今まで世界に無かった“モノ”を創っていくことで、社会の課題を解決したいと思うようになりました。
Q.その後何かサービスを立ち上げたのですか
色々なサービスを開発することも大事なことだとは思うのですが、まずは今あるインターネットテクノロジーを色々な人が使ってもらえるようにしたいといことで、今当たり前にあるWebサイトを誰でも簡単に作成できるWordPressというCMS(Contents Management System)を使った開発に特化したサービスを提供しています。
Q.エンジニアに大事なものは何だと思いますか
物事の本質を見極め、クライアントが求めるものを的確に開発出来る力が必要だと思います。
クライアントの要望をヒアリングしていく中で、依頼する内容と本質的に求めている内容に差異がある場合があり、その時は、クライアントとのコミュニケーションを重ね本質的な部分を浮き彫りにし理解して頂く必要があります。そのためには、実際に開発したサービスを使用するユーザーやクライアントの目線に立ち物事を考える癖をつける必要があります。
また新しいことにチャレンジすることも必要だと思っています。技術の進歩によりすぐに情報が更新され、それを追い続けることで、先月までは出来なかったものが今月に入って簡単に開発することが出来るということがよくあります。
Q.組織を率いるうえで大切にしていることはありますか
これまで色々な経験をした中でうまくいかなかったことも多々ありました。
数字の達成まであと一歩というところで、達成できなかった月もありどのようにしたら達成できるのかということを別の角度から考えることにしてみました。
PLATEの理念とミッションは何なのか、自分はなぜPLATEで働いているのか。
私自身がPLATEの理念とミッションに共感するとともに、それをみんなに落とし込む力が必要ということ。部下を信頼するだけではなく、PLATEをもっと活性化するということも必要だということ。
そういった時間をとるようになり、嬉しいことに少しずつ社員にも確実に伝わっていっています。
現在PLATEには外国人も数名おり、様々な文化の違いからなかなかコミュニケーションが難しいこともありますが、みんなで会社を創っていくという気持ちのもと認識を強くしていっています。
Q.一緒に働く人に求めることは何ですか
まずは、「何か光るものを持っている」または「他の人に負けない何かを持っている」人ですね。
自分の中に一つでも軸となる分野を持っている方は、その分野を深めていくことも広げていくこともできます。上手くいかない時や失敗してしまった時にも、支えとなる軸がある人は立ち直りも早いです。
また、「何かの分野で1番を目指した経験」がある人も望ましいです。
スポーツや勉強、ゲームなど、どんな分野であっても1番を目指すというのは大変なエネルギーが必要ですし、試行錯誤を繰り返していかなくてはなりません。その経験は、常にNo.1を目指すPLATEにおいて、多いに活きてくると思います。
性格的なところでは「素直さ」が重要と考えています。
上司の指示に従うというのは社会人として当然ではありますが、PLATEが求める素直さは「他人からの助言や忠告を受け入れることが出来る」、「疑問がある時やトラブルがあった時に相談することが出来る」といった素直さです。他人の意見に耳を貸さずに自分の意見にこだわってしまう人、疑問をそのままにしてしまう人やトラブルがあったことを隠してしまう人はPLATEでは受け入れられません。
最後に挙げるとすれば、「地頭力が高い人」ですね。
テストで良い点を取っていた人や良い大学を卒業した人でも、社会に出ると評価が低いという人がいます。これは「地頭の良さ」という日本のテストでは測れない部分が影響していると考えています。PLATEの考える「地頭力」とは「自分の頭で考えられる」ということ。
これは一朝一夕で身に付くものではなく、暗記式の日本教育では身につきにくい部分。ですが、PLATEで一緒に働く方には、自分で考えるという習慣を持った方と一緒に働きたいですね。